◎を打った皐月賞は、高速馬場で前が止まらない中、外から目立つ伸びで6着に追い上げた。東京コースは2戦して共同通信杯V、東スポ杯2歳S2着。前走後に四位騎手が「右回りだと終始、右手前に戻そうとする。左回りの東京でリベンジしたい」と逆襲を誓ったように、府中替わりで末脚爆発の予感がある。

 高速馬場を走った疲れもなく、中間は短期放牧後も順調な調整過程だ。前走については久保淳助手も「マイル組に向いたよね。あれでは届かない」と同意する。さらに「若干、体も余裕があった。ほら見てよ」とスマホを取り出し、保存してある馬体の写真を見せてくれた。過去のものと見比べて、「先生(庄野調教師)は“共同通信杯のときが一番いい”と言っていた。今回も同じ感じの体つき」。仕上がりに不安はなさそうだ。

 前走は1週前、最終追い切りとジョッキーが騎乗し「気合が乗りすぎていた」そうで、今回は1週前に四位騎手を背に速い時計を出して、今週はサラッと整える予定。馬房での姿も落ち着いたもので、久保淳助手が「リッチャー」と声をかけると、記者の方に人懐っこく顔を近づけてきた。「オンとオフがはっきりしていて、賢い馬。このままリラックスした状態でいければ。距離は長い方がいいし、あとは(2007年ウオッカ、08年ディープスカイと)ダービー2勝のジョッキーに任せます」と同助手は期待を込めた。


引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170523-00000509-sanspo-horse