自分で撮影して編集する自作AVは、自分1人で楽しむ分には、そのままでOKです。ただ、それを販売して利益を出したいとなると、ある編集をしなければいけません。「モザイク処理」です。
ここでは、自主制作AVのモザイク処理について、特に以下のことを掘り下げて説明していきます。
- 自主制作AV販売にモザイクが必須な理由
- 無修正AVを販売してしまうリスクについて
- モザイクがかけられる編集ソフトの紹介
- 各ソフトのモザイク編集のやり方
- モザイク編集を業者に依頼するメリット
販売目的でハメ撮りするなら絶対に必要な知識になりますね。後悔しないよう、撮影前に頭に入れておきましょう!
もくじ
自主制作AVを販売するために必須となるモザイク
自分でハメ撮りをして作り上げたアダルト映像作品を、もしネットなどで販売するのであれば、モザイク処理は必須です!
編集によってモザイクを入れ、後々問題とならないような処理をしてから販売しないといけません。
モザイクと聞いて誰しもが思い浮かべるのは、局部を隠すモザイクですよね。もちろんこれがメインですよ。女性器に限らず、男性器にもしっかりとモザイクを入れておきましょう!
そして、顔にもモザイクを入れておく必要があります。特に相手の女性の顔はしっかりと隠してあげなければいけません。
男性が自分の顔をあえて出したいなら、そのままでどうぞ。もし自分も映りたくないなら撮影スタイルを工夫するか、映ってしまっている箇所にモザイク処理を施すしかないですね。
もしモザイクなしでAVを販売してしまうと、警察に検挙・逮捕されてしまうかもしれません!
そんなリスクを冒してまでお金を稼ぐのは、ちょっと違います。法律を守ってお金を稼ぐことに意味があるんです。
無修正AVの違法性・リスクについて
無修正で自主制作AVを販売してしまうと、警察に検挙・逮捕されてしまう可能性があることは述べた通りです。
日本の刑法には「わいせつ物頒布等の罪」というものがあります。175条ですね。
モザイク処理をしないアダルト動画は、いわゆるわいせつ物にあたると判断されます。それを頒布、つまりネットで一般の人が購入できるように販売してしまうと、この「わいせつ物頒布等の罪」に問われることになるんです。
簡単に言ってしまえば、違法行為になるってことです。
もし違反すれば、最高で2年の懲役か、もしくは250万円の罰金などに処されます。
お金を稼ぐつもりの自作ハメ撮りAVが、まさかお金を取られてしまうハメになるとは…、となってしまうので気を付けましょう!
女性の顔にもモザイクを入れておくべきと言いましたけど、これは女性に訴えられないための措置です。
もし顔をオープンにしてネットなどで販売し、女性がそれを見つけて訴えてきたらどうなるでしょうか。高額の慰謝料などを請求されて、てんやわんやですよ。
このように、無修正AVの販売には違法性があり、めちゃくちゃリスクもあります。販売するのであれば、必ずモザイク処理はしないといけません!
ハメ撮りにモザイクをかけるためのソフト
ハメ撮りした映像にモザイク処理をするためには、動画編集ソフトを手に入れる必要があります。趣味で動画編集している人であれば、すでに1つや2つ持っていますよね。
まだ持っていない人は、早速手に入れてみましょう!
ここでは3つの編集ソフトをピックアップします。おすすめ度の高いソフトから順番に紹介していきますね。
もし自作のエロ動画の販売を続けていく意思があるなら、紹介する順番に入手を検討してください。
Adobe Premiere Pro
『Adobe Premiere Pro』は、Adobe Systems(アドビシステムズ)というところが販売している、動画を編集するためのソフトです。
絵を描くための「Illustrator」、画像を加工するための「Photoshop」が有名ですよね。これらもアドビシステムズのソフトなんですよ。
他にも山ほど製品があって、世界中のクリエイターたちのハイレベルな創作活動を支えてくれています。
世界的なソフトなので、とにかく機能が多彩です。モザイク処理に関しても、楕円形や長方形など形が選べるし、自分で好きな形を作ってモザイクをかけることもできますよ。
人が動いた時に、モザイクをかけた部分も一緒に動いてくれる「トラッキング」と呼ばれる機能も使えます。これがあるといちいちモザイクをかける手間が省けるので、とても便利です。
使いこなすことができれば、とにかく使いやすいのが『Adobe Premiere Pro』の素晴らしいところですね。さすが世界中のクリエイターたちが使うソフトだけあります。
初心者は難しそうに感じるかもしれません。でも、ちゃんと日本語で書かれてますし、映像を見ながら編集できますから、すぐに慣れることができるでしょう。
アドビシステムズの他のソフトと一緒に使えば、もうできないことはありません!それくらい素晴らしい動画編集ソフトですよ。
ちなみに、『Adobe Premiere Pro』は有料です。カメラを買うよりも全然安いですから、エロ動画でじゃんじゃん儲けたいなら、損はしない投資になるはずです。
正直、無料の編集ソフトと比べると雲泥の差ですね。有料だからこその利便性の高さと機能の充実度が体感できるでしょう。編集の手間も少なくて済むので、動画編集ソフトを手に入れるなら有料のものが断然おすすめです!
filmora
続いて紹介するのは『filmora』という動画編集ソフトです。Wondershare(ワンダーシェアー)というところが開発・販売元ですね。このワンダーシェアーという会社も、映像や音楽などの編集ソフトを複数手がけています。
他にもスマホのデータ管理系ソフトも作っていたりと、いろいろと手広くやっている感じです。
『filmora』も有料です。ただ、お試し的に使える無料版も用意されています。
機能的にはどちらも変わりません。でも、無料お試し版は編集した動画に『filmora』のロゴが出てきて、いかにもサンプルという感じがしてしまいますね。ハメ撮り動画にこのロゴは邪魔なので、編集で活用するなら有料版を導入しないといけません。
モザイク処理自体は、とても簡単ですよ。モザイクの荒さなども細かく変更できますしね。
ただ、モザイクを変形させることはできません。指定した人物の顔にモザイクを入れることはできますし、そのモザイクも動きに合わせて動いてはくれますが、トラッキング機能は最低限という感じです。局部や結合部のモザイクを自由自在に!というわけにはいかないでしょう。
編集方法は、とてもシンプルでわかりやすいですよ。ただ、高度な編集ができるソフトではないことは頭に入れておきたいですね。
Aviutl
最後に紹介するのは『Aviutl』という動画編集ソフトです。上で紹介したソフトとの大きな違いは主に2点ですね。
まず、『Aviutl』は企業が作ったソフトではありません。「KENくん」という、おそらく個人が開発したソフトになってます。最初に登場したのが1997年ですから、歴史はかなり長いですよ。
そして、このソフトは無料で提供されています。ダウンロード&インストールすれば、すぐに使い始めることができます。
モザイク処理に関してですけど、モザイクの大きさは変更可能ですが、形は四角のみです。
トラッキング機能も付いていません。他のソフトをプラグインすれば、トラッキングもできるようになりますけどね。『Aviutl』のみだと1フレームごとに手動で動かしていくしかないので、ちょっと面倒です。
ハメ撮りに関して言えば、超マグロの女性以外には使い勝手が悪いかもしれません。
『Aviutl』のおすすめポイントとしては、とても軽いこと。動作がサクサクしてるので、まだ高性能パソコンを持っていない人でもストレスなく編集できるでしょう。
モザイクのかけかた
せっかく動画編集ソフトを紹介したので、それぞれのソフトを使ったモザイクのかけ方も紹介しておきます。
ただモザイクをかけるだけであれば、さほど難しくはありません。各ソフトの編集工程をチェックして、ソフト選択の参考にしてください。
Adobe Premiere Pro
まずは『Adobe Premiere Pro』を使ってモザイクを入れるやり方から説明していきましょう。
- 動画を読み込む
- 動画をタイムラインへと移動
- 「エフェクト」から「モザイク」を選択
- 「水平ブロック」や「垂直ブロック」の項目で荒さなどを調整
- 「エフェクトコントロール」からモザイクの形状を選択
- モザイクをかけたい部分に照準を合わせる
- モザイクの大きさを調整
- 「マスク」から「マスクパス」を選択し、トラッキング機能を設定
基本的なモザイクのかけ方は以上です。
モザイクの形状は丸と四角から選べるだけではなく、ペンのマークをクリックすることで、好きな形に切り取ってモザイクをかけることもできますよ。
トラッキングに関してですが、実際に動かしてみるとモザイクがズレてくることがありますね。ズレてきたと思ったら、その都度調整してあげてください。
『Adobe Premiere Pro』はとても優秀なソフトなので、初心者でもすぐに慣れます。使ってみれば、「あ、意外と簡単」と思うことでしょう。
filmora
続いては『filmora』でのモザイクのかけ方を紹介します。
- 動画を読み込む
- 動画をタイムラインへと移動
- 動画を右クリックし「パワーツール」を選択
- 「モザイク」を選択し「モザイクを適用」をチェック
- モザイクをかけたい部分に照準を合わせる
- モザイクの大きさを調整
- 「割合」でモザイクの荒さを調整
- 「OK」をクリック
以上です。
人物の顔にモザイクを入れて、その人物の動きに合わせてモザイクを自動で動かしてくれる機能はありますが、そこまで優秀ではありません。確実にモザイクを入れたい場合や顔以外を隠したい場合には、その部分に自分でモザイクを入れていく必要があります。
動画を分割しながら、その都度、上の工程を繰り返してモザイクを入れていきましょう。
隠し撮りのような、あまり構図が変わらない動画であれば、このソフトは使えますよ。場面がしょっちゅう変わったり女性がよく動いたり、あるいはカメラを頻繁に動かす場合には、モザイク処理がちょっと面倒になりそうですね。
サイズは変えられますが、形状は四角のみとなっているところにも要注意。素人が作った動画感が強く出てしまうので、それが嫌な人は工夫が必要になってくるでしょう。
Aviutl
最後は『Aviutl』を使って、自分で撮影したハメ撮り動画にモザイクを入れ込む方法を紹介していきます。
- 動画を読み込む
- 動画をタイムラインへと移動
- タイムライン上で右クリックをし「ファイルオブジェクトの追加」、「部分フィルタ」を選択
- 部分フィルタ内の「+(追加ボタン)」をクリックして「モザイク」を選択
- モザイクをかけたい部分を指定し、サイズや荒さを調整
- 部分フィルタ内真ん中にある「X」、「Y」、「サイズ」をそれぞれクリック
- それぞれで「直線移動」を選択
- 動画を動かしながらモザイクの位置や大きさを部分フィルタ内で調整
基本的な編集方法は以上となります。
『Aviutl』には、対象物の移動に合わせてモザイクを自動で動かす機能は備わっていません。他のソフトなどを組み合わせることは可能ですけど、『Aviutl』単体で使うのであれば、動画を少しずつ動かしながら自分でモザイクの位置やサイズを調整していくことになります。
この作業はとても地味で、かなり面倒です…。無料で使えるソフトだからしょうがありませんけどね。
ハメ撮りのモザイク処理は業者に頼むのがいい
動画の長さにもよりますけど、ハメ撮りでさすがに数分の動画ということはないはず。数分って、どれだけ早漏なんだって話ですよね。
普通にセックスしてる動画にモザイクを入れるとなると、編集作業を専門的に行ってる業者に依頼しても15時間くらいはかかってしまうでしょう。
これを自分でやるとなると、さらに気が遠くなる作業になってしまいます。
しかも、モザイクの入れ方が適当で、もし局部や相手の女性の顔が見えてしまっていたら大変です。違法動画になってしまうし、警察などのお世話になってしまうかもしれません。
時間やお金がかかったとしても、自作エロ動画のモザイク処理は業者に頼んだ方がいいですよ。仕上がりも綺麗だし、違法動画になってしまうリスクも避けられるでしょう。
まとめ
自主制作AVのモザイク処理編集についてあれこれと説明してきました。
- 自主制作AV販売にモザイクが必須な理由
- 無修正AVを販売してしまうリスクについて
- モザイクがかけられる編集ソフトの紹介
- 各ソフトのモザイク編集のやり方
- モザイク編集を業者に依頼するメリット
主にこんな感じで順番に説明してきましたが、自作AVにとってどれだけモザイク処理が重要で大変な作業なのかがわかってもらえたと思います。
編集作業が好きで、ハメ撮り動画で稼いでいきたい!という人であれば、有料の動画編集ソフトを買った方がいいでしょう。編集技術を身につけておけば、将来役に立つかもしれませんしね。
ただ、手っ取り早く稼ぎたいなら、モザイク編集は業者に頼むことをおすすめします。確実にモザイク処理してくれますし、とても見やすく売れやすい動画に仕上がりますよ。